差別との闘い、およびすべての人々に開かれた旅行の推進

「今すぐ予約」は、ホストによる予約リクエストの承認なしに、ゲストが宿泊先を予約できる機能です。これにより、より客観的なプロセスで予約が行われるようになるため、予約手続きにおいて差別が起きる可能性の軽減につながる重要なツールと言えます。Airbnbにおける良好な利用実績をより包括的に定義できるようになった最近の変更により、「今すぐ予約」を使用して予約を行ったゲストの数が増加しました。

ホストのみなさまが予約リクエストにすばやく対応できるようにするための新しい手順を導入したところ、同様に予約成功率が向上する結果となりました。これらの変更には、保留中の予約リクエストをホストにとってより目立つように表示することが含まれます。これにより、以前は返答を得られなかった予約リクエストの件数が減少し、宿泊先の予約手続きを完了できるゲストの数が実質的に増加しました。

レビューを獲得済みのゲストは、予約成功率が高くなります。Airbnbアカウントを持つ同伴ゲストを、ゲストがご自身の予約に簡単に追加できるようになりました。これにより、宿泊先を予約していない同伴ゲストもレビューを獲得できます。

Airbnbでは、ホストとゲストのみなさまが法的な氏名を確認すれば、ご自身で設定した名前をプロフィールに表示できる新機能を導入しました。また、レビューにおいて誤った代名詞が使用されたとホストやゲストから報告された場合のプロセスも改良しています。このような懸念がホストまたはゲストから寄せられた場合、代名詞の部分がご本人が設定した名前に変更されます。

Airbnbでは、予約リクエストの却下が認められる理由と認められない理由をホストに案内するために、ホストによる予約リクエストの却下手順を改良しました。また、差別禁止ポリシーを改定し、より効果的な内容に更新するとともに、カーストによる差別に対する新たな対策を導入しました。さらに、ホストが既存の予約をキャンセルする際の公平性を向上するために、いくつかの変更を実施しました。

Airbnbは、Hispanic Wealth ProjectやBrotherhood Crusade、United Spinal Associationなどの組織・団体と協力し、歴史的に過小評価されてきた多様なコミュニティの方々にAirbnbプラットフォームでのホスティングを紹介するAirbnb起業アカデミーの拡大に取り組んでいます。また、黒人の起業家に対し、事業の立ち上げ、成長、拡大の支援およびコーチングを行う、Operation HOPEの「1 Million Black Businesses（1MBB）」プロジェクトにも引き続き参加しています。

ゲストはアクセシビリティ機能・設備の検索フィルターを使用することで、ニーズに合った宿泊先の検索や予約が行いやすくなります。Airbnbでは、アクセシビリティに関する審査を行い、ホストから提出されたすべてのアクセシビリティ機能・設備の情報が正確であるかどうかを確認しています。