適切なキャンセルポリシーの選び方
キャンセルポリシーを選ぶ際は、バランスをとることが大切です。キャンセルを防ぎつつ、ゲストにとっての魅力も失わないようポリシーを選びましょう。最近のゲストは今後の旅行計画を立てるにあたって、より柔軟な対応を求めています。
ホスティングのニーズは一人ひとり異なりますので、Airbnbでは複数のキャンセルポリシーをご用意しました。標準ポリシーと長期滞在ポリシーの中から、ご自身に合った最適なキャンセルポリシーをお選びいただけます*。
標準ポリシー
標準キャンセルポリシーは短期滞在予約を対象としており、28連泊未満のすべての予約に適用されます。
- 「フレキシブル」キャンセルポリシー:チェックインの24時間前までにキャンセルすれば、ゲストに全額返金されます。ホストに宿泊料金は支払われません。チェックインまで24時間を切ってからキャンセルされ、ゲストがチェックインをしなかった場合、ホストには1泊目の料金が支払われます。チェックイン後にゲストがキャンセルした場合、ゲストがすでに宿泊した日数分に1泊分の料金を加算した金額がホストに支払われます。
- 「普通」キャンセルポリシー:チェックインの5日前までにキャンセルすれば、ゲストに全額返金されます。ホストに宿泊料金は支払われません。チェックインまで5日を切ってからキャンセルした場合、ゲストがすでに宿泊した日数分に1泊分の料金および未宿泊分の料金の50%を加算した金額がホストに支払われます。
- 「やや厳格」なキャンセルポリシー:チェックイン30日前までにキャンセルすれば、ゲストに全額返金されます。また、チェックインまで14日以上あることを条件に、予約後48時間以内にキャンセルした場合も、ゲストに全額返金されます。ゲストがチェックインの7~30日前にキャンセルした場合、ホストには全泊分の宿泊料金の50%が支払われます。チェックインまで7日を切ってからのキャンセルの場合、全泊分の宿泊料金が全額ホストに支払われます。
- 「厳格」なキャンセルポリシー:予約後48時間以内かつチェックイン14日前までにキャンセルすれば、ゲストに全額返金されます。ゲストがチェックインの7~14日前にキャンセルした場合、ホストには全泊分の宿泊料金の50%が支払われます。それ以降にゲストがキャンセルした場合、全泊分の宿泊料金が全額ホストに支払われます。
長期滞在ポリシー
28連泊以上の予約にはすべて長期滞在キャンセルポリシーが適用され、標準ポリシーに優先されます。
- やや厳格な長期滞在キャンセルポリシー:ゲストが全額返金を受けるには、チェックインの30日前までにキャンセルする必要があります。それ以降にキャンセルした場合、すでに宿泊した泊数分の全額に30泊分の料金を加算した金額がホストに支払われます。ゲストがキャンセルした時点で、残りの予約泊数が30泊未満の場合、残りの泊数分の宿泊料金が全額ホストに支払われます。
- 厳格な長期滞在キャンセルポリシー:ゲストが予約後48時間以内かつチェックインの28日前までにキャンセルした場合に限り、全額返金されます。それ以降にキャンセルした場合、すでに宿泊した泊数分に加え、キャンセル日から30泊分の宿泊料金がホストに支払われます。ゲストがキャンセルした時点で、残りの予約泊数が30泊未満の場合、残りの泊数分の宿泊料金が全額ホストに支払われます。
注意:チェックイン前にゲストがキャンセルした場合、ホストが設定しているキャンセルポリシーにかかわらず、清掃料金は必ず返金されます。Airbnbゲストサービス料の返金については、いくつかの要素に基づいて決まります。手数料の返金に関する詳細はこちら
自分に合ったポリシーは?
適切なポリシーは、キャンセルが発生することでホストやホスティングビジネスがどの程度影響を受けるかによって変わります。ホストとしてのニーズや目標、理想的なゲストについて考え、それらを実現するために適したポリシーを選びましょう。
次のような場合は、「柔軟」なポリシーを検討してみましょう。
- オフシーズンであり、旅行計画を立てるにあたり柔軟性を重視するゲストからの注目度を高めたい場合
- ハイシーズンであり、キャンセルが発生しても再予約が入る見込みが高い場合
- リスティングが人気のエリアにあり、直前のキャンセルが発生しても心配がない場合
次のような場合は、「普通」ポリシーを検討してみましょう。
- 直前のキャンセルを防ぎたい場合
- ゲストがキャンセルした際に、別の予約を受け付ける時間を確保できるようにしたい場合
- 返金可能なリスティングを予約しなければならない出張者など、より多くの調整を必要とするゲストからの注目も高めたい場合
次のような場合は、「やや厳格」ポリシーを検討してみましょう。
- キャンセルは防ぎたいが、十分な事前通知があればキャンセルを受けられる場合
- ゲストがキャンセルした際に、別の予約を受け付ける時間を多めに確保できるようにしたい場合
- 1年を通してリスティングの需要が高い場合
「やや厳格」なポリシーと「厳格」なポリシーの違いは、「やや厳格」なポリシーでは、ゲストがチェックインの30日前にキャンセルした場合でも全額返金を受けられる点にあります。
次のような場合は、「厳格」なキャンセルポリシーを検討してみましょう。
- キャンセルを防ぎたい、また、代わりの予約を見つけたり管理したりする時間がない場合
- ご自身一人でホスティングをしており、直前キャンセルがあると予定に大きな混乱が生じる場合
- リスティングの需要が高く、「厳格」なポリシーを適用しても予約数に影響しない場合
キャンセルポリシーに返金不可のオプションを設定することで、ホスティング収入を増やすホストもいます。こちらのオプションが設定されている場合、より厳格なキャンセルポリシーを選んだゲストには、通常基本料金から10%を引いた割引料金が適用されます。なお、より厳格なキャンセルポリシーを選んだゲストがキャンセルした場合、ホストには全泊分の宿泊料金が全額支払われます。
適切なキャンセルポリシーを選択するには、ホストご自身やゲストに適した条件を理解することが大切です。この際、旅行をするにあたって柔軟な対応を求めている方が多いことも、どうかお忘れなく。予約が入りやすいように、ご自身のホスティングスタイルに適したキャンセルポリシーの中で最も柔軟なものから始めてみましょう。