料金設定の戦略を立⁠て⁠る

料金を定期的に調整すると、競争力の維持に役立ちます。料金戦略を立てる際には、次のヒントを検討してみましょう。

料金の見直しや更新を行う頻度を決めましょう。ご自身に合うように計画を立て、次のような対応を行うことをおすすめします。

• 予約可能日を増やす。カレンダーで受け入れ可能な日付のブロックを解除します。これによりリスティングが検索結果に表示されやすくなり、ホスティング収入の増加につながる可能性があります。
• 宿泊日数をカスタマイズする。予約と予約の間の日数を確認しましょう。日数がご自身で設定した最低宿泊日数より短い場合、予約が入りません。特定の日付により短い最低宿泊日数を設定すると、カレンダーの空きが埋まりやすくなります。
• 類似のリスティングと比較する。同じエリア内にある予約が入っているリスティングと予約が入っていないリスティングの料金をチェックしておくと、競争力のある料金を設定する際に役立ちます。

カナダ・ネルソンのスーパーホスト、Karenさんは、「類似するリスティングの料金を比較できるのはいいですね。高すぎもせず、低すぎもせず、ちょうどいい料金になるように調整できます」と語ります。

また、地域の需要をもとに料金を自動調整してくれるスマートプライシングを使用するのもおすすめです。スマートプライシングは、頻繁に料金を確認しなくても最適な料金設定を維持できるところが特に便利です。

どんなに人気のリスティングでも、予約が少ない時期というのはあるものです。需要が少なめになる時期に備え、リスティングの注目度を上げるために役立つ方法をいくつかご紹介します。

• 割引を提供する。週割や月割を提供すると、カレンダーの空きを埋め、ゲストの入れ替わりに伴う手間を減らすことに役立ちます。直前割引を追加すると、チェックインの1～28日前までに予約するゲストにアピールできます。
• 予約締切日を短くする。チェックイン日により近い日付まで予約を受け付けることで、より多くの予約を獲得できるかもしれません。予約確定からゲストのチェックインまでにご自身が必要とする時間に応じて、できるだけ短いリードタイムを設定しましょう。当日を選択することも可能です。
• より短期間の滞在を受け入れる。最低宿泊日数を減らすと、より短い期間の滞在を予約するゲストにアピールできます。最低宿泊日数は、曜日別にカスタマイズすることが可能です。

米カリフォルニア州パームスプリングスのスーパーホスト、Jimmyさんは、「短めの滞在が増えていることは間違いありません」と話します。「直前の滞在予約の場合、ゲストは前もって計画していたとは限らず、2日間でも楽しい休暇を過ごしてもらえます。短期間でも予約できるという柔軟性は魅力的です」

Airbnbでは、ゲストの需要が高まる期間を最大限に活用するために役立つツールをいくつかご用意しています。次の方法をぜひご検討ください。

• 早割を設定する。チェックインの1～24か月前に確定する予約に割引を提供すると、余裕をもって計画を立てるゲストにアピールしやすくなります。3%以上の割引を提供すると、検索結果とリスティングページにゲスト向けの特別なコールアウトが表示されます。割引後の料金は、取り消し線が引かれた元の料金と並んで表示されます。
• カスタムプロモーションを設定する。プロモーションの提供は、特定の時期の予約を増やす上で大変効果的です。15%以上の割引を提供すると、リスティングページと検索結果にゲスト向けの特別なコールアウトが表示されます。プロモーションを提供する際には、過去1年間に1件以上の予約受け入れ実績があることなど、特定の条件が適用されます。
• 予約可能期間を長くする。カレンダーは、最長2年先の日付まで予約可能に設定できます。予約可能期間を長めに設定することで、リスティングがより多くの検索結果に表示されるようになります。また、検索された日付で予約可能なリスティングが少なければ、検索結果のさらに上位に表示されます。

「夏休みやクリスマス休暇に向けて、それぞれ1年または半年前から予約するゲストもいらっしゃいます」と語るのは、スペイン・タラゴナのスーパーホスト、Anneさんです。「早めに予約する傾向がある人は、通常キャンセルしません。ホスト自身の今後の予定が確定しますので、その意味でも重要です」

料金やその他の設定の管理は、常にホストご自身が行います。設定により得られる結果はそれぞれ異なる場合があります。

ホストには、インタビューに対する報酬が支払われました。

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