体験のスケジュールと実施日時の設定を極める

ゲストのために実施計画を微調整するためのヒント。
投稿:Airbnb2018年9月13日
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更新日:2021年8月27日

Highlights

  • よく考えて計画された体験は、ゲストに喜ばれます

  • 体験の進行順序、および各段階に移行する方法をじっくり考えましょう

  • 各活動の所要時間ゲストに知らせましょう

  • 体験で行う各活動が完了間近になったら、ゲストに知らせましょう

  • わかりやすい集合場所を選び、ゲストが迷わず到着できるよう最善を尽くしましょう

体験のホスティングはやりがいのあることですが、計画・実行の管理が大変なときもあります。ホストとして、みなさまには時間管理、グループの雰囲気作り、各ゲストのニーズへの対応、予想外の出来事への対応、さらに体験そのものの巧みな実施など、多くのことを同時にそして笑顔でやりくりすることが期待されています。それがホスティングの非常に難しい部分であり、大変やりがいがある部分でもあります。

この記事では、成功を収めているホストの声やゲストからのフィードバックに基づいて、タイミングとスケジュールに関するヒントをご紹介します。

進行順序の計画

ゲストはよく考えて計画された体験を高く評価するそうです。物語の流れ(始まり、中間、終わり)をつくることを検討してください。物事が論理的な順序で進むと、ゲストの全体的な満足度が高まります。これは、ホストのプロ意識が高く、体験を上手にまとめているという印象を残し、ゲストにとって体験の内容が思い出しやすくなるためです。また、ホストが体験を繰り返し正確に実施するためにも役立ちます。

体験の進行順序、および各段階に移行する方法を考慮して、適切な流れを計画しましょう。たとえば、訪問する場所の数や訪問順序は理にかなっていますか?次の訪問場所への移動中、どうすればゲストが積極的に参加し、興味を持ち続けることができますか?

多くのホストは、体験を大きく5段階に分けて考えることが進行順序を計画する上で役立ったと言います。

  1. 体験前:ゲストが体験に到着する前に連絡を取り合う
  2. 導入:ゲストの到着時に素晴らしい第一印象を与える
  3. 体験内容:期待を上回る方法で体験の活動を提供する
  4. まとめ:心をこめた方法で体験を終える
  5. 体験後:終了後、ゲストに感謝の気持ちを伝え、体験で特によかったと自分が感じた部分を共有し、レビューを書くようお願いする

時間の管理

体験の時間管理は、マスターするのが難しいスキルと言えます。時間を意識すると同時に、現状に注意を向け、必要に応じて柔軟に対応することが求められます。

ゲストの遅刻、交通機関の遅延、好奇心旺盛な参加者からの相次ぐ質問など、さまざまな要因により時間どおりに物事を進めるのが難しいこともあります。

ここでは時計に完全に縛られることなく、時間をうまく調整するためのヒントをご紹介します。

  1. お友達やご家族に参加してもらって体験のテストを実施し、それぞれの活動やセクションにかかりそうな所要時間の目安を確認しましょう。体験のテスト実施を実りあるものには、こちらのチェックリストを参照して準備してください。
  2. 体験でゲストを案内する際は、各活動の所要時間を全員に知らせ(「20分こちらに滞在してから次の場所に進みます」)、活動の終了時間が近づいたらその旨を通告し(「みなさん、あと5分です!」)、参加者が驚かないようにしましょう。
  3. 予定より長く時間がかかったときのために予備の時間を設け、柔軟な計画を立てましょう。時間が余った場合に備え、追加できる話題や短い活動を準備しておくことを検討してください。

実施場所と移動手段に関する問題への対処

遅延なく体験を開始したくても、全員が時間どおりに集合場所に揃うことが難しいとの声がホスト、ゲストの双方から寄せられています。これにはさまざまな対処法が考えられます。

「現在の集合場所は、ほかの街から来たゲストでも簡単に見つけてたどり着ける場所か?」「人混みから離れているか?」など自問してみましょう。適切な集合場所が見つかったら、次の対応を行うことをおすすめします。

  • 目印となる具体的なランドマークを伝える
  • ゲストがホストを見分けやすいように、特徴のあるものを着用または携行する
  • 道順を具体的かつ明確に伝える
  • Airbnbのメッセージスレッドから集合場所の写真を送る

次に、1日の中で体験が行われる時間帯を考えましょう。ゲストが時間どおりに到着できるかどうかに影響しますか?交通状況や公共交通機関の運行スケジュールに関し、ゲストに説明しておくべきことがあるか考えてください。ゲストが体験実施場所となる街に来るのは初めてかもしれないということを忘れないでください。ゲストは、現地の交通事情や建物などの位置関係を把握していない可能性があります。

遅れて到着するゲストが多い傾向がありましたが、平日の体験実施時間がラッシュの時間帯にあたることに気づきました。それに応じて準備するようゲストにメッセージで伝えるようにしたところ、遅刻が70%減少しました。
Dominique,
米カリフォルニア州サンディエゴ

こちらでご紹介したヒントが、みなさまのホスティングのお役に立てば幸いです。ホストよってホスティングのスタイルはさまざまです。クオリティの高い、ポジティブな体験をゲストに提供しながら、ご自身に最適なスタイルを見つけることが大切です。

Highlights

  • よく考えて計画された体験は、ゲストに喜ばれます

  • 体験の進行順序、および各段階に移行する方法をじっくり考えましょう

  • 各活動の所要時間ゲストに知らせましょう

  • 体験で行う各活動が完了間近になったら、ゲストに知らせましょう

  • わかりやすい集合場所を選び、ゲストが迷わず到着できるよう最善を尽くしましょう

Airbnb
2018年9月13日
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